現役ソムリエがおすすめ!5000円以下で買える美味しい白ワイン10選

「5000円で買えるワイン」といえばワイン愛好家が一番興奮してしまう価格帯というのはご存知でしょうか。普段は2000円以下で買えるワインを愛する節約家ワインラヴァーには夢のような予算です。また「私は10000円以上するものしかワインとして認めない!」と豪語するセレブ系ワインラヴァーにとっては、高級ワインを飲んできたからこその目利きで、いつもよりも低予算でいいワインを探し出す絶好のチャンスなのです。
それでは5000円握り締めて買いに走り出してしまいたくなる、もしくはポチってしまいたくなる白ワインを、現役ソムリエの経験したエピソードと共にランキング形式で発表しましょう!

 

第10位 ハチミツの香りがするワイン?フィアーノディアッヴェリーノ


ワインを楽しむ方法の一つ、またソムリエさんたちのトレーニングの一つにテイスティングがあります。その中でもワインの香りを表現する、というものがあります。これはワインの香りを他のもの、例えば食べ物、物質、動物などの香りに例えて表現することを言います。
私がこのワインをテイスティングした時これほど、香りの例えが容易にできたものはありませんでした。その香りは「ハチミツ」です。調べてみるとこのワインはぶどうが甘くて蜂が寄ってくるところからアピアーヌム(Apianum)と呼ばれていたそうです。
香りがハチミツの様とはいっても味は辛口です。がっしりとした酸味があり、力強いワインに仕上がります。色合いはまさしくハチミツの様な黄金色を呈して魅力的です。
このワインはイタリア南部のカンパーニャ州のワインです。カンパーニャの料理は南部イタリアらしく、太陽の恵みを受けた素材を使うシンプルなものが特徴です。シンプルにニンニクとオリーブオイルをかけただけのピザやパスタ、トマトにアンチョビを生かした料理などに合わせてみてはいかがでしょうか。

産地 イタリア、カンパーニャ
味のタイプ がっしり力強い系
ブドウ品種 フィアーノ
おすすめの料理 ニンニクと赤唐辛子のパスタ、プッタネスカパスタ
おすすめの一言 ザ・イタリア料理との相性抜群のハチミツの香りがするワインです!

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第9位 世界のワイン展示会でも大好況!日本産ワイン

登美の丘ワイナリーの名は以前から名前だけは聞いたことがあったのですが、世界での注目度の高さを知ることになったのは、香港で開かれたVinexpoというワインの国際展示会でした。出品者は世界の有名産地からで、来場者はアジアを中心としたバイヤーが世界中からやってきます。その中でもひときわ目立っていたのがこの登美の丘ワイナリーでした。ブースの周りは常に人だかりで、なかなか試飲所までたどり着けません。
やっとの思い出たどり着けた試飲ブース。そこで味わったワインの感想は「日本でこんなに質の高いワインができているなんて知らなかった」でした。言われなかったらフランス、ブルゴーニュのワインかと間違えるくらいです。
登美の丘ワイナリーは、日本が誇る酒類会社サントリーが山梨県で運営するワイナリーです。畑の土作り、ぶどうの栽培、収穫、醸造、瓶詰め、出荷まで一貫して行う、いわゆる日本産100%と言えるワインを生み出しています。
シャルドネは世界中で栽培されているぶどう品種です。土地と醸造方法で味わいが大きく異なるこのぶどう品種は、ここ登美の丘では様々な醸造方法をへたものをブレンドしてバランスの良いものを造っています。

産地 日本、山梨
味のタイプ すっきりふくよか系
ブドウ品種 シャルドネ
おすすめの料理 ゴマの風味を生かした和食
おすすめの一言 世界が注目する日本生まれのワインです!

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第8位 うま安ワインだけではない。高級チリワインを飲もう!


チリワインといえばどんなイメージをお持ちになるでしょうか。チリにあるワイナリー、モンテスでは1000円台のワインも輸入されていますが、その上のクラスのワインもあります。
モンテスアルファシリーズは、単一畑のみから造られたぶどうを使用しています。単一畑とは読んで字のごとく「一つの畑」という意味です。通常、ワイン複数の地域や畑から収穫されたぶどうを混ぜて造られます。毎年、安定した品質と味の確保のためですね。一つの畑から収穫されたぶどうということは、リスクを伴いながらも高い品質を生み出し、ワイナリーの造りたいワインを造っていると言えます。
モンテスは本当に人気のワイナリーです。私もワインショップで働いていた時はお客様に良き聞かれました。それだけ良いワイナリーとして認知されているということですね。

産地 チリ、カサブランカ
味のタイプ 上品ふくよか系
ブドウ品種 シャルドネ
おすすめの料理 クリーム系ソースを使った白身肉、白身魚料理
おすすめの一言 品質の高い人気チリワインを飲んでみましょう!

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第7位 日本人も喜ぶ、シーフードに合うワインはこれだ!


スペインワインと聞くと、リオハの赤ワインやシャンパーニュと同じ作りをしたカヴァが思い出されます。しかし実は白ワインもいいものがたくさん作られているのです。
スペインは東西南北幅広い国ですが、日本と同様山あり、海ありの国でもあります。その土地土地に応じた地元の食料を使った料理があります。またそれらの料理に合う素晴らしいワインも盛んに作られています。その中でも特筆したいのが、北西部に位置する西は大西洋、南はポルトガルと国境を接するガリシア地方のリアス・バイシャスのワインです。この土地で作られているのが、96パーセントと高い率を誇るアルヴァリーニョです。このブドウはレモンやミカンを思わせるようなスッキリとした香りをもち、心地よい酸味があるためシーフードとの相性が抜群なのです。
貝類との相性はいうまでもなく、そのまま焼いて合わせるもよし、ミネラルがしっかりとしているのでレモンを効かせた生牡蠣ともぴったりでしょう。シンプルに野菜のグリルや白身のお肉とも相性がいいです。日本人が愛する素材を活かした料理に合う一本と言えますね。

産地 スペイン、リアスバイシャス
味のタイプ 柑橘すっきり系
ブドウ品種 アルヴァリーニョ
おすすめの料理 シーフード全般
おすすめの一言 「海のワイン」と異名をとるこのワインをお試しください!

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第6位 ミスターフェルトリーナーが手がける究極のオーガニックワイン

オーストリアはまた有機栽培で造られたぶどうでできたワイン、いわゆるオーガニックワインが広く造られている産地でもあります。その中でも究極の有機栽培と言われる「バイオダイナミック(フランス語:ビオディナミ)農法」という農法があります。天体のリズムに合わせて種まきの日、除草の日、収穫の日などが決められていたり、特殊な肥料を使ったりします。牡牛の角に水晶を詰めて土の中に埋めて肥料を作ったり、水を混ぜる時も混ぜ方や回数が決まっていたりと、一般人からは「?」なことが多い不思議な農法でもあります。しかしながら出来上がったワインは力強く、また優しさを持った味わいに仕上がります。
ご紹介しているオットのワインもバイオダイナミック農法を2006年から取り組んでいます。グリューナーフェルトリーナーというオーストリアを代表するぶどう品種を使用し、その品質の高さから「ミスターフェルトリーナー」の異名をとるほど。
すっきりとした緑を思わせる香りを持ち、洋ナシ、レモン、ハーブの香りが感じられます。味はキレのある澄んだ酸と滋味のあるミネラル分があります。

産地 オーストリア、ニーダーエステルライヒ
味のタイプ すっきりミネラル系
ブドウ品種 グリューナーフェルトリーナー
おすすめの料理 レモンを絞ったフライ、白身魚の寿司
おすすめの一言 澄んだ美しさをもったワインです。

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第5位 隠れた名ワイン産地ルーマニアワイン


ルーマニアが世界で一番古いワイン産地であると言われているのはご存知でしょうか。6000年も前からワインを造り始めていたとされています。イタリアやフランスなどのメジャーなワイン産地の発展はローマ帝国の進行によってもたらされであり、これよりも先にワイン生産文化がルーマニアでは発展していたのです。
ルーマニアはフランス、ボルドーと同じ北緯40度あたりに位置し、ワイン用のブドウ造りには最適な土地です。実際に素晴らしい品質のものが生産されています。それにも関わらずあまり知られていないのはなぜでしょうか。それは第二次世界大戦後の共産党支配下にある時代に品質の低下を招いてしまったからです。また世界の市場に打って出る機会も失ってしまい、政権が倒れるまでそれは続きました。その後、海外からの資本参入、EUへの加盟を経て、今や注目のワイン生産地となっています。
ハレウッド、ビザンチウムは三種類のブドウ品種をブレンドしています。国際品種であるソーヴィニヨンブラン、シャルドネ、そして固有品種であるフェテアスカアルヴァです。フェテアスカアルヴァは直訳すると「白い乙女」という意味になります。その名の通り乙女のような可憐な花のような香りを持っています。三種のブドウがもつ酸味と果実味のハーモニーが楽しめます。

産地 ルーマニア、トランシルヴァニア
味のタイプ ミネラル酸味ありスッキリ系
ブドウ品種 ソーヴィニヨンブラン、シャルドネ、フェテアスカアルヴァ
おすすめの料理 ロールキャベツ、ポテトサラダ
おすすめの一言 新しいワインをお探しのワインラヴァーにおすすめです!

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第4位 バラとライチの香りがするワイン?ゲヴェルツトラミネール


個性的なワインと言えばゲヴェルツトラミネールの名前はよく挙がります。一度嗅いだら忘れられない強烈な香り。それはバラとライチです。まだ飲んだことがないときは「まさかワインからそんな香りがするわけがない」と思っていましたが、一度飲んでみると鱗がぼろぼろと落ちた音がしたのを覚えています。
10位でご紹介したフィアーノアヴェリーノのハチミツ香はなかなかの衝撃具合でしたが、このワインも忘れがたいものがあります。ソムリエ認定試験の時には、テイスティング試験にこのワインが出てくれないかなと受験生皆が願っていたものです。色合いも濃い黄金色で見た目だけでゲヴェルツトラミネールと判別できそうな色をしています。
合わせるお料理はというとタイ料理やインド料理などスパイスを効かせたものがいいですね。
トリンバックはアルザスを代表するワイナリーで、品質の高いワインを生み出すことからアルザスのロマネコンティ(!)と例えられているワイナリーです。世界中のミシュラン星付きレストランにもリストアップされており、プロからも愛されているワインを生み出しています。

 

産地 フランス、アルザス
味のタイプ 芳醇力強い系
ブドウ品種 ゲヴェルツトラミネール
おすすめの料理 スパイスを効かせたアジア料理
おすすめの一言 本当にバラとライチの香りがするワインです。

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第3位 和食が食べたくなる!日本人のDNAに訴えかけてくるワインとは?

ワインショップで仕入れ担当で働いていると日々ワイン会社の営業さんが訪れてきます。その中でも進めるのが上手な人、そうでもない人いますが、今でも忘れられないおすすめ上手の営業さんがいました。
その営業さんはいつも丁寧にワインを進めてくださるのですが、今回ご紹介するフーバーのグラウブルグンダーを持ってきた時の説明の一言が印象的でした。
「このワイン本当に美味しいんですよ!カツオのたたきに合わせたら本当によく合うんです。騙されたと思って合わせてみてください!!」
実際にこのあとカツオのたたきを買いに走ったかというとそうではなかったのですが、実際に飲んでみるとその意味がわかりました。飲んでみるとふわっと香ってくる柑橘系の香り、口の中で広がる旨味、飲んだ後の心地よい爽やかさ、バランスの良いワインとはこういうことを言うんだな、と思いました。そして思い起こされるのが出汁のしっかりきいた、だし巻き卵、季節の鍋物、美味しいお蕎麦、、、もう日本人が愛してやまない食事のかずかずでした。営業さんがカツオのたたきと言ったのも頷けます。炙られて旨味を増したカツオにスキッとしたポン酢だれをつけて食べるのはさぞかし美味しいことでしょう。
グラウブルグンダーは一般的にはピノグリというブドウ品種です。イタリアではピノグリージョとも呼ばれています。いずれも素晴らしいものですが、ドイツ産のものが果実味が抑えられ和食に合わせやすいでしょう。

 

産地 ドイツ、バーデン
味のタイプ スッキリかつ旨味ある系
ブドウ品種 ブラウブルグンダー(ピノグリ)
おすすめの料理 出汁を効かせた和食
おすすめの一言 日本人のDNAに訴えかけるワインです!

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第2位 パッションフルーツと間違える?世界基準と言われるワインを飲んでみよう!

ソーヴィニヨンブランというワインをご存知でしょうか。世界中で栽培されいますが、よく挙げられるのがフランスのボルドー地方、チリのカサブランカ、オーストラリア西部です。それらの優良生産地を引き離して、世界のソーヴィニヨンブランの国際基準ともいわれるワインを生み出しているのが、ニュージーランドです。そのなかでも南島の北部に位置するマールボロは特に有名です。
私ははじめソーヴィニヨンブランがあまり好きではありませんでした。どことなく野菜っぽく、ツンとくる独特の香りが苦手だったのです。そんなある日先輩ソムリエが用意してくれていたニュージーランドのソーヴィニヨンブランを飲んで、印象が180度変わってしまいました。
まず香った時の弾ける様な南国の果物の香り!飲んだ時の口の中で広がるピチピチと始める様な心地よい酸味、喉越しの良さ、どれを取っても衝撃ばかりでした。こんなソーヴィニヨンブラン知らない!と大騒ぎをしたものです。
ヴィラマリアは数あるマールボロのワイナリーの中でもトップクラスのワイナリーで、ワインコンクール入賞の常連です。2013年からオーガニックに切り替えており、品質の向上がさらに期待できます。

産地 ニュージーランド、マールボロ
味のタイプ はつらつ弾ける系
ブドウ品種 ソーヴィニヨンブラン
おすすめの料理 シーフード、東南アジア料理
おすすめの一言 弾ける果実味に驚いてください。虜になります。

 

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第1位 一度は飲んでみたい。人気ナンバーワン白ワイン、シャブリをどうぞ!

輝く1位となったのは、ワインの世界に足を踏み入れたことがある方なら一度は聞いたことがあるシャブリです!ワインショップで働いていた時に、本当に多くのお客様からお問い合わせをいただきました。また、ワインを普段飲まれない方でもシャブリだけは聞いたことがあるという方も多かったですね。
なぜここまでよく知られているのでしょうか。まずは単純に名前が覚えやすいということがあるでしょう。つづりも複雑ではないですし、短く発音もしやすいですしね。シャサーニュモンラッシェではこうもいかなかったでしょう。
次に同じく次に日本人の舌に馴染みやすいということがあるでしょう。ミカンの花を思わせる様な繊細で上品な香りで、飲んでみれば果実味がしっかりとして、スッキリとした酸味が飲んだ後も爽やかな余韻を残す。今までにご紹介したワインと同じく日本人の舌に合いやすいのだと思います。
そんな有名なシャブリですがたくさんの作り手がいますが作るスタイルも様々です。樽の風味をしっかり効かせているもの、醸造も熟成もステンレスタンクのみで行ってスッキリさ上等で作っているもの実に様々です。
ビヨーシモンのシャブリは前者の方で樽熟成を行う生産者なので、樽の風味が効いたこってり味かと思えば、ブドウの持つ果実味、酸味、そのポテンシャルとのバランスがよいのです。
もし、シャブリを一度も飲まれたことがない方がいれば是非一度、このワインをお試しください。シャブリがなぜここまで有名かよくわかるでしょう。

産地 フランス、シャブリ
味のタイプ バランスの良いタイプ
ブドウ品種 シャルドネ
おすすめの料理 旨味のきいたソース、白身魚肉料理
おすすめの一言 人気者シャブリです!ワイン好きにもそうでない方にもおすすめです!

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最後に

様々な生産地と味にのタイプを取り混ぜてランキン形式でご紹介しました。お気に入りは見つかりそうでしょうか。ワインの楽しみ方は実に多様です。気に入ったブドウ品種があれば産地を変えてみて楽しむも良し、良い生産者見つかれば他のワインを試してみるもよし。この白ワインランキングがお好みのワイン選びのきっかけになれば幸いです。