なぜ、フェイスブックは日本から生まれなかったのか?

皆さんが使われているフェイスブックは米国発のサービスですが、現在では日本でもSNSの主流のサービスとなっています。

 

数年前までは似たようなサービスとして、ミクシーやグリーなどがありましたが、今は完全にファイスブックにその座を奪われしまいました。

 

ミクシーやグリーとフェイスブックの大きな違いは何でしょう?

 

それは実名登録か否です。これはかなり本質的な違いで、日本発のSNSはすべて匿名登録でした。この違いには、日本と外国の文化の差が如実に表れています。

 

日本発のアプリでは、実名登録のサービスを流行らせるのは非常に難しかったと思われます。

 

日本は、周りの人が何をやっているかをなんとなく監視をし合うような文化があります。いわゆる同質文化ですね。なので、実名のサービスだと、どこまでいっても普段の生活圏内の人からのしがらみから逃げられなく、アプリとしては人気が出ません。匿名が好まれるわけですね。

 

ところが、米国は違います。米国の文化として異なる民族文化が混ざり合っていて、相手に干渉していくようなことはしないので、実名でSNSを楽しんでも職場の人や学校の人から色々鬱陶しい干渉がないわけです。

 

このような米国と日本の文化的な違いは、クラウドソーシングのサービスにも表れています。

 

日本の代表的なクラウドソーシングサービスであるランサーズは仕事の発注側も受託側も匿名でOKです。ところが、米国のクラウドソーシングは基本的に実名で顔写真の登録が当たり前です。

 

これは、日本では副業はコソコソやらなければということがまだまだ主流の考え方ということです。会社側は休日の時間の使い方や過ごし方にも目を向けているので、大ぴらに実名でクラウドソーシングで副業ができないわけです。

 

この辺にも、同調性社会の日本と、異質を認めある米国との違いがあらわれています。

 

フェイスブックのような実名サービスは日本では絶対に生まれず、外国からやってくるしかなかったと思います。