2010年代大河ドラマの面白さや魅力を徹底追及!あの人気作も登場!?

毎年、歴史上の人物などをを主人公に取り上げてドラマ化するといったNHKの代名詞でもある大河ドラマ。
2010年の龍馬伝からはじまり、2017年のおんな城主直虎に至るまで魅力的な作品が次々と放映されています。
今回はそんな大河ドラマ作品の面白さや魅力、見どころなどを徹底的に追及して紹介させていただきます。
大河ドラマファンの皆さんも必見の内容ですので最後まで目が離せませんね。それでは見ていきましょう!

 

2010年「龍馬伝」三菱の祖岩崎弥太郎の視点から描く坂本龍馬の隠された魅力とは!?

 

2010年に大河ドラマ化されたのが「龍馬伝」です。主演はシンガーソングライターや
俳優など様々な顔を持つ福山雅治さんです。物語は新たな龍馬像をコンセプトに
三菱グループの祖と言われる香川照之さん演じる岩崎弥太郎と共に進んでいきます。
この作品には本来は一般大衆が持っている坂本龍馬のイメージを覆す内容が盛り込まれています。
実際に演じた福山雅治さんも作品を通して龍馬を演じることで龍馬に対して抱いていたイメージが
180度変わったと発言していました。

また、龍馬と言えば姉である坂本乙女との深い絆があることで有名です。
その乙女は今回は女優の寺島しのぶさんが演じています。龍馬伝では姉である乙女よりも
母である幸がクローズアップされています。演じるのは草刈民代さんです。
幸は病弱ですが、龍馬を想い愛情を注ぐ優しい母親として描かれていますが、その愛情故に
息子である龍馬を救うために病床から飛び出してしまい帰らぬ人となってしまいます。
この作品ではそんな帰らぬ人となった母を想う龍馬の姿も描かれているので勇姿というだけでなく
一人の人間としての龍馬の魅力が詰め込まれていると言えます。

その他にこだわってると言えるのがビジュアル面です。この作品では大河ドラマ初と言われる
人物デザイン監修という仕事が導入されました。リアリティを追求した登場人物の姿に
賛否両論の声が聞かれました。中でも岩崎弥太郎のメイクは衣装が汚かったり、歯が欠けていたりと
かなり強烈な印象を見るものに与えていました。

広末涼子さん演じる加尾との実らない初恋や真木よう子さん演じるヒロインのお龍など
恋愛描写も甘く切なく描かれているので女性ファンでも十分に楽しめる内容です。
気になる方は「龍馬伝」の世界をのぞいてみてはいかがでしょうか?

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2011年「江~姫たちの戦国~」家康の息子秀忠の正室である江にスポットライトをあてた姫たちの戦国

 

徳川家康かと思えば息子の秀忠で等ではなく、その妻である江にスポットライトをあてたのが
2011年の「江~姫たちの戦国~」です。主演は女優の上野樹里さんです。女たちの戦国というだけあって
数多くの女優さんが出演しています。上野さんはもちろんのこと、宮沢りえさんや水川あさみさん、大竹しのぶさん等、
綺麗な方がたくさん出演しているとのことで注目されました。

ストーリーは天下分け目の戦いと言われた関ヶ原の戦いを女性視点で描いているという斬新な作品です。
主人公の江は幼い頃に父である浅井長政と信長の妹である母の市との間に生まれます。
浅井朝倉の古きにわたる同盟を重んじた父長政の選択によって江の人生は苛酷になります。
二度の落城によって父母を失った江は権力者たちに人生を翻弄されます。
戦国の世は男の世だと思いきや女性たちは女性たちで苦しみぬいて戦っていたのです。

この物語は戦国の世の苦しみを知っているからこそ天下泰平を願い続けた江や戦国の裏で
様々な苦しみを抱いていた女性たちの心情を描いた作品です。2008年に女優の宮崎あおいさんを
主演に沿えて放送された篤姫の脚本家が再度制作しているだけあって作風は近いですが
篤姫の時と比べて、題材にしている女性が少しは名が知れているということもあり、脚本に
物凄く力が入っており、作者の世界観が十分に表現されています。

江戸時代の大奥が出来るまでの女性視点でのストーリー展開は
見る人に戦国時代の終焉を違った視点で見せてくれます。視聴率が低迷したなどという
マイナスな意見も聞かれますが、見方を変えればこの作品の魅力も理解できます。
戦国末期や大奥など、その時代を強く生きた女性たちの事を知りたい人にはおすすめできる作品です。

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2012年「平清盛」松山ケンイチ演じる平清盛の視点で平氏の人生を垣間見ることができる平安大河

源平合戦と言えば源氏側にスポットライトがあたることが多いですが、今作ではこれまで多くの作品で
敵役として描かれ続けた平清盛を取り上げています。山本耕史や細川茂樹といった俳優がこれまでの
イメージを覆すかのような腹黒い公家を演じているギャップが印象的です。この時代には公家の男色文化
がありましたがそのあたりも作中で触れています。ちなみに男色とはいわゆるホモセクシャルという事です。
LGBTは最近でこそ、受け入れられてきましたが、放送当時は2017年の現在よりもまだ受け入れられてはいませんでしたので男色という文化に対して冒険したNHKには感服しました。

ちなみにこの作品は当時、画面が汚いと舞台となった兵庫県の知事がクレームをつけてきたことでも有名です。
ただ、この画面の演出は龍馬伝でも採用されていることから雰囲気を出すためにした仕掛けであることは明らかです。
その上で視聴者がどのように感じるかは人それぞれでしょうが、個人的には言うほど汚くもないし世界観を
感じるための演出としては必要だったのではないかと思います。

キャスティングに関しても主人公以外のキャラクターが濃すぎるために誰が主人公かわからなくなります。
ただ、脇役がいないといったところではある意味そこが魅力でもあります。視聴者を飽きさせない面白さが
この作品には十分あります。また、ナレーションを源頼朝がするといったところも当時は斬新でした。
低視聴率というわりには美術関係者やネットでの評価は高く、視聴率が低かったのは高い年齢層の人たちに
受け入れられなかったからではないかと言えます。平清盛を視聴していただければ、その面白さは多くの方に伝わります。

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2013年「八重の桜」綾瀬はるかの会津弁が可愛すぎる近代作品「八重の桜」の魅力

幕末といえど、主役が薩長ではなく会津だという事もあり、幕末を一般認知される視点とは
違った視点で見られるのは何とも嬉しいところです。会津最大の魅力である会津籠城戦を
簡単な回想などでスキップせずに1か月かけて放送している点から、制作サイドの努力が垣間見えます。
戦争の敗者を描き、戦争を後悔させると言った流れで作品を完結させようとしているのはわかるのですが
会津の八重という女性は史実上は会津を守る戦いをしたことを誇りとしてるくらいなのでそのあたりが伝わらないのが残念でなりません。

主人公が八重と言いながらも鶴ヶ城の戦いが始まるまでは西島秀俊さん演じる山本覚馬や綾野剛さん演じる松平容保の視点で描かれることも多く、決して女性が主人公の大河というだけではない。幕末はそれなりに戦争が絡んでくるために面白さを感じる点はありますが、それ以降の明治、大正になると演出にも見せどころがなくなってしまうため
どうしてもストーリー重視になってしまう。その上で制作サイド側は綾瀬はるかさんを起用することで
例え、ヒューマンドラマ作品となっても人気を維持できると踏んだのではないでしょうか?例えば八重の桜の
オープニングなんて明らかに綾瀬はるかさんのプロモーションビデオといっても過言ではありません。

八重の桜は映像の美麗さ、こだわりのある戦争描写、そして綾瀬はるかという女優の魅力を知るといった部分では
おすすめできる作品でした。また、撮影時期がおそらく2011年後期から2012年となる点から東日本大震災の被災者を
考慮している点も多く、そこはさすが天下のNHKという印象でした。2013年大河ドラマ八重の桜を皆さんも楽しんでみてはいかがでしょうか?

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2014年「軍師官兵衛」天下人を支えた天才軍師の一生をV6岡田准一が熱演!軍師官兵衛が熱い

2014年にV6の岡田准一さんを主演として公開されたドラマである軍師官兵衛は久々の戦国時代ものということも
あって多くの大河ファンに大きな期待を抱かせました。物語は織田信長の意思を継いで天下人となった豊臣秀吉を
軍師として支え続けた黒田官兵衛を中心に展開されます。

作中では主人公の官兵衛がいかに有能な軍師になっていくかといった成長の過程が描かれています。ちなみに秀吉を演じるのは竹中直人さんですので、過去に大人気となった大河ドラマ秀吉を思い出してしまうような部分も多々あります。この軍師官兵衛の魅力というのを一言でいえば、人は状況が変われば変わってしまうという部分が描かれているところです。

例えば、豊臣秀吉に関しては権力を得る前と得たあとではまるで人が変わってしまいます。これは官兵衛も同じことです。権力を得るとその力を手放したくないあまり人を疑ったり、官兵衛に関して言えば頭が良すぎたがために人から疑われるといったこともありました。その為に知らないうちに信頼関係が崩れていってしまう様子が描かれています。

キャストが豪華なども魅力的で、田中圭さんや高橋一生、濱田岳など若手のホープたちが多数出演しています。
天下人秀吉と黒田官兵衛の絆やその周囲の人間たちのヒューマンドラマを楽しみたい。そして、今をときめく
俳優たちの名演技を堪能したいという方にはおすすめできる作品でした。

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2015年「花燃ゆ」井上真央が主演で描かれる幕末から明治維新の時代

160年前に山口県にあった小さな私塾に高杉晋作がいた。この私塾とは
身分に関わらず志の高い者たちが学んだ場だった。この塾は松下村塾です。
この塾で将来倒幕維新で活躍する面々が学んでいきます。彼らを教えたのが
伊勢谷友介さん演じる吉田松陰です。この物語ではその妹、文を井上真央さんが演じます。

何を学ぶのか、何故学ぶのかという問いをテーマとし展開していく作品ですが
主人公である文がマイナーなこともあり、前評判からすればあまり宜しくはありませんでした。
それでもNHKの大河ドラマですので、こだわっている点もあります。例えばガンダムでシャアの声
を演じている池田秀一さんをナレーターで採用している点です。

井上さんを軸として様々な層を取り込みたいのか出演者の多くがイケメンです。主人公の文は
東出昌大さん演じる久坂玄瑞と結婚します。しかしこの後の人生が過酷で結果的には兄も旦那も
失うことになってしまいます。そこから再度、再婚するのですが、その間を取り巻く環境が
見ごたえがある部分です。歴代大河でもっとも低視聴率を残した作品と言われていますが、その原因は
脚本家を四人も起用したせいで話がばらけたということが大きいのではないでしょうか?確かに
話自体は面白くはありませんが出演陣は豪華ですし、しっかり見ていくと面白い部分もあります。
怖いもの見たさではありませんが、そのあたりも気になる方には是非みていただきたいですね。

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2016年「真田丸」三谷幸喜が描く戦国史上最も華々しく散った「真田丸」が面白い

三谷幸喜さんが制作するとあって、史実と違うことを多く盛り込んでくるだろうという
予想がされていた作品です。主演を務めるのが半沢直樹やリーガルハイなどで主演をつとめる人気俳優の堺雅人さん。
堺さんに関しては半沢直樹の二期の撮影を蹴って大河に臨んだということもあり、役者はお金じゃないんだと改めて
思い知らされました。

作品の内容は大坂夏の陣で華々しく散る勇将、真田信繁こと幸村の生涯を描きます。
物語の入り口では堺さんが10代を演じるなど無理やり感もありましたが、心配したほど違和感もなく
進んでいきます。真田と言えば、知将として知られる草刈正雄演じる真田昌幸や、後に敵味方に分かれる
こととなってしまう大泉洋さん演じる信之などがいます。改めて小大名とはいえ、優秀な人間が揃っているんだと
言えますね。

三谷作品と言えども史実を壊さず、物語が展開していく様子を見ていると三谷幸喜という脚本家がいかに
優秀で柔軟に対応できる人間かということがわかってきます。真田は損得で動かず、常に強いものに従って
生き残るというように描かれていますが、物語の途中からは徳川にだけは従わずを貫き通したり、主人公の
幸村が父の遺志を継いで負けるとわかっていても豊臣家への忠義を尽くしたりと義を重んじる場面も多く出てきます。
史上最も綺麗すぎる家康と言われた内野さん演じる家康のふてぶてしさも魅力的で、それを支える斉藤由貴演じる阿茶局
の夫婦のやりとりが見ててほほえましくさえ感じました。弟を思う兄や兄や父を思う弟といった真田の人間関係が周囲に
よって影響を受けていく様子が魅力的だと思うので、その辺も踏まえながら見ていただくと面白いかと思います。

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2017年「女城主直虎」戦国時代に男顔負けの武将として活躍するおんな武将直虎を柴咲コウが好演

静岡県浜松市を舞台に展開する井伊家の物語、井伊と言えば赤備えだとか、徳川四天王だとかのイメージが強いですが
戦国時代に男顔負けの武将として活躍したといわれている直虎が有名です。井伊家は今川の家臣だったのですが、いつ裏切るかわからないと警戒を受けたために直虎の周囲の男性は今川の手によって葬られます。許嫁であった直親もそこに巻き込まれたうちの一人でした。結果的に許嫁を失った直虎は出家を決めます。しかし年月が経って一途に思い続けた直親が生きて帰ってきたのでした。
死んだと思っていた人が帰ってきたというのに複雑なことに思い人に妻や子供がいるといった状況とは直虎が不憫でなりません。

後に、女城主となる直虎ですが僧侶時代に次郎法師という名前で出家します。この当時は男は僧侶になっても戻れますが、女性は戻ることが許されませんでした。しかし、こじつけですが、男として出家したということになっていたために女城主直虎が誕生します。

人生を多くの人に翻弄されていきますが芯の強い女性として描かれているところが何とも心をうちますね。
この作品には三浦春馬さんや高橋一生さん、柳楽優弥さんなど数多くのイケメンキャストも出演しています。高橋一生さんに関しては黒田官兵衛や真田丸でも主演していますし、他局では信長協奏曲でも出演とすっかり、この手の戦国物の常連となっています。

そんなセクシーな高橋一生さんも見られる女城主直虎は今一番見てもらいたい作品です。

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大河ドラマの王道はやはり戦国!?現実とかけ離れた世界観を視聴者は好む?

2010年代の大河をみてきましたが、いかがだったでしょうか?視聴率など関係なく面白い作品があることがわかりました。ただ、多くの人に人気のある作品に共通しているのは題材になる人物が有名かどうかという点が第一です。その上で戦国時代を題材にした作品は多くの人の興味や関心をひくことがわかりました。一方、幕末や明治維新はそれほど人の印象には残りません。

このあたりは恐らく近代よりも戦国時代のほうが見る側も作る側も自由がきくというか、フラットな目で見ることができるからではないでしょうか?また、近年の大河ドラマにはイケメン俳優が必要だということもわかります。男らしさというよりも清潔感のある端正な顔立ちをしている方が出ている作品は人気がありますよね。2018年大河は西郷隆盛を題材にした西郷どんです。演じるのは、遅咲きの鈴木亮平さんです。どうしても俺物語などの印象が強いですが、好演してくれるのを楽しみにしています。

皆さんも放映中の直虎や過去作品を見て楽しんでください。この記事が参考になれば幸いです。