2000年代大河ドラマはヒット作が勢ぞろい、豪華出演陣が凄い!

2000年代の大河ドラマはヒット作が勢ぞろいです。視聴率的に厳しいものもありますが、
まだ現代のようにネット動画などが中心となっている時代ではないので実力派の作品も
多くあります。今回はそんな2000年代の大河を振り返って皆さんに紹介していこうと思います。
それでは、2000年の作品から見ていきましょう!レッツ大河ー!

 

2000年「葵 徳川三代」助さん格さんが女優に!?方言の政宗登場!?突っ込みどころ満載の葵徳川三代

大人気大河ドラマ独眼竜政宗や八代将軍吉宗などを手掛けた脚本家であるジェームズ三木さんの作品。
葵徳川三代はその名の通り、徳川家を舞台にした大河ドラマです。初代家康から15代慶喜まで、実に
15代まで続いた徳川家の将軍ですが、この作品は、その初代の家康から三代目の家光までのそれぞれの
生涯を描いた作品です。

3代の将軍ですが、家康を津川雅彦さん、秀忠を西田敏行さん、家光を四代目尾上松緑さんが演じています。
この3人に共通しているのは太っているということでしょうか?やはりどうしても徳川家というと家康を筆頭に
少々肉付きの良いイメージがつくのでよくあることです。ちなみに徳川三代とは言っていますが、物語は秀忠が
亡くなった時点で終わるので実質の主人公は家康と秀忠です。

ちなみに、徳川家光の青年期役をつとめているのが当時16歳の山田孝之さんなんです。面影はありますが、
やはり若いだけあって可愛いので、この辺りも注目すべき点かもしれません。また、徳川葵三代は初回が
関ケ原の戦いを描いており、これにはかなりの製作費をかけているのだそうです。見応え抜群の合戦の模様は
他で使いまわされることもあったそうです。

他にも東北弁を喋る伊達政宗や水戸黄門でお馴染みの助さん格さんを女優が演じるなど、突っ込みどころ満載
のところがあります。全体的にキャストが年配の方が多いので若い女性の視聴者は面白くないでしょうが、本格的な
演技派を集めた結果、こうなったというのはあるので内容には十分期待して良いでしょう。

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2001年「北条時宗」現代的価値観で北条時宗を中心に蒙古襲来を描いた大河作品

このドラマは大河ドラマとしては20代後半の私が見た初めてのドラマでしたので記憶に残っています。
内容に関してはあまりドラマで描かれることのなかった蒙古襲来を描いた作品です。史実とは異なる
ストーリーが多いために酷評されることも少なくはありませんが、ドラマとしてみる分には十分です。

キャストに関しては能の世界から和泉元彌が主人公の北条時宗を演じています。さすが普段、伝統芸能の世界にいるだけあって
ビジュアル的には時宗らしさが出ているといった印象を受けます。他にも出演陣が大河さながらの豪華さで渡部篤郎さんや
浅野温子さん、篠原涼子さんや寺島しのぶさん、北村一輝さんや渡辺謙さんなど実力派のキャストが勢ぞろいしています。
一方、お笑いコンビ雨上がり決死隊の宮迫博之が出演していることも当時は話題になりました。

作品の見どころとしては元軍と戦いたくなかったという現代的な発想や、渡部篤郎さんが時輔を演じるのですが、この時輔というのが
時宗の兄でありながら側近の子供のため、冷遇されてしまうところがあり、本来は弟思いの良い兄貴なのですが、自身の不当な扱いから
時宗に対して愛憎が入り混じる感情を表現することになります。弟を思う優しい兄の半面、嫉妬で弟を憎いと思ってしまう兄なんて
見どころだと思いませんか?そんな渡部篤郎さんの演技力にも注目です。

一方、和泉元彌さん演じる北条時宗は元寇との戦いに終始、消極的な様を見せています。女性脚本家が作品を
執筆する場合は歴史に関しても平和的解決をできる限りしようとするといったのはどこかで聞いたことあるのですが、
この作品にもそのあたりが色濃く出てしまっています。ですので、時宗も悪い言い方をするのならくよくよしていて
イライラさせてくれる主人公といった感じです。ただ、主人公に勇ましさを必要とするコンセプトでもないので
女性視点から見れば面白い大河ドラマなのではないかと個人的には感じました。皆さんも是非、北条時宗をご覧ください。

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2002年「利家とまつ 加賀百万石物語」一途な名将佐々成政の切腹シーンで涙腺崩壊!?利家とまつの魅力とは!?

2002年に放送されたのが「利家とまつ」です。唐沢寿明さん演じる前田利家と松島菜々子さん演じるおまつの方の
おしどり夫婦感が伝わってくる作品です。この作品でのおまつの方は全てわたくしにお任せくださいませと才色兼備な妻を
表現していますが、見方を変えると旦那をないがしろにして出しゃばっているようにも見えてしまいます。しかし、美しく
厳しい妻で尚且つ利家を尻にしいているところは、時代背景からみればおかしいと言わざるを得ませんが、現代人からすれば
より身近に感じられる夫婦像なのではないかと思います。ただ、大河というより朝ドラ感が否めない内容になっているのは
どうかと思いますが、これはこれで面白いです。

利家が出てくるということはその周辺にいる天下人たちも魅力的に描かれなければなりません。信長を演じたのは反町隆史さんです。
反町さんと言えば、松嶋菜々子さんの旦那さんですので、夫婦揃って大河に出演とは豪華ですねと思わず言いたくなってしまいます。
利家が主体のストーリーですから、幼いころからの付き合いである信長とのエピソードや絆は当然描かれています。このあたりって
他の織田家関係のドラマでは表現されていないことも多いので、利家と信長の絆について触れられる点は評価できますね。

秀吉を香川照之さん、家康を高嶋政伸さんがそれぞれ演じていますが、さすが実力派の役者さんであって
それぞれの魅力を彼らなりに表現しています。表と裏の顔を持つ秀吉や、ポーカーフェイスの家康は演じごたえは
ありますが難しい役なので、うまく表現できた彼らはこの作品で役者として更に成長したのではないかと思います。

さて、意外なことにこの作品の注目ポイントは「佐々成政」です。秀吉をすんなり受け入れてしまう利家に対して
織田家への思いから受け入れることのできない様子が描かれているところがなんとも魅力的です。というのも佐々成政
自体がここまでしっかりと描かれているという作品ははじめてだと思います。演じるのはミュージカル俳優の山口祐一郎さんです。
切腹シーンは涙が出るほどの見ものですので、このあたりにも注目です。

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2003年「武蔵 MUSASHI」バガボンド&宮本武蔵ブームに後のりした幻の大河武蔵MUSASHI


2003年に放送されたのが「武蔵MUSASHI」です。吉川英治さんの宮本武蔵を原作としています。
主演を務めたのが7代目市川新之助です。当時は市川新之助さんでしたが、現在では11代目市川海老蔵を襲名しています。
皆さんもご存じのとおり海老蔵さんと言えば物凄い目力で見るものを作品の中へと魅了します。

作中では小泉今日子さんの大胆な濡れ場シーンなるものが存在し、物議を醸し出していました。
演じた人物は吉野太夫という人でしたが、吉野太夫を誤解されると懸念したところからクレームがきたというのは
今でも語り草になっています。他にも第一話のとあるシーンが黒澤明監督の七人の侍に似ているなどという指摘を受け
裁判すら起こされる始末だったという問題作です。

ただ、海老蔵さん出演に加え、ビートたけしさん、米倉涼子さんに堤真一さん、TOKIOの松岡昌宏さんなど
出演陣は豪華なので見る価値はあるでしょう。作品の面白さだけで言えばつまらないというか駄作だったとは
思いますが、逆にそのダメさ加減を探してみるのも良いのではないでしょうか?

この作品は滑り出しは順調だったものの、度重なる暴力シーンや女性がレイプされるシーン
などといったNHKらしからぬ演出が多々見受けられました。作品の題材が題材なので仕方ないのですが
国民的ドラマ枠だった大河なのでもう少しオブラートに包むなどしなかったことが不人気の要因だったと
考えられます。幻の問題作、黒歴史をあなたの目で見てみてはいかがでしょう。

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2004年「新選組!」三谷幸喜脚本でおくる新選組!香取慎吾の熱演にも注目

2004年に放送されたのが「新選組!」です。2016年をもって解散を発表した大人気グループSMAPの
メンバーだった香取慎吾さんが主演として出演しています。そんな香取さんが演じたのが近藤勇です。
新選組と言えば若者の集まりで浪士組を結成し、近藤勇や沖田総司などの活躍により時代の波の中で生き抜いて
いったという描写が見受けられます。

今作では劇などで良く描かれる殺戮集団としての新選組のイメージというよりも、若者の青春ドラマといったテイスト
で描かれていました。そんなこともあってか香取さんや沖田総司役の藤原竜也さんなどが起用されていたと言われています。
全体的にさわやかなイメージになってしまった新選組ですが、新選組の闇の部分を背負った俳優がいます。山本耕史さんです。
山本さんと言えば現在では堀北真希さんの旦那さんとしても有名ですが、この作品では土方歳三を演じ、新選組としてのイメージが
現実とかけ離れないようにと貢献した一人だと言えるでしょう。

この作品が青春ドラマとしてここまでまとめられているのは脚本家が三谷幸喜だということもあります。
全体的にコメディタッチで描かれているのにも関わらず酷評されないのは三谷ワールドがそれだけ面白いからと言えます。
後に、制作される真田丸でもそうでしたが、三谷作品は登場人物のヒューマンドラマを嫌なイメージなく見せるのはさすがだと
関心しました。

また、この作品で出世したのが半沢直樹やリーガルハイなどで知られる堺雅人です。菅野美穂さんと結婚した際は
まだ名前が売れかけでしので格下とみられがちだった堺さんですが、今となっては大人気俳優の一人ですね。
後の、真田丸に三谷ファミリーとして参加するのもこの作品があったからだと言えるでしょう。他にも豪華キャストが
名を連ねているので三谷幸喜の描く新選組をご堪能ください。

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2005年「義経」滝沢秀明演じる美しすぎる義経に女性ファンもメロメロ

2005年に放送されたのが「義経」です。義経と言えば、義経と弁慶といった具合で牛若丸という愛称で
数多くの創作物でも人気のある題材ですので、この作品もそのあたりで大きく期待をされました。
義経を演じたのはジャニーズの人気タレント滝沢秀明です。役者としての評価も高い彼ですが、この作品でも
その甘いマスクは健在で美しい義経を演じています。ちなみに幼少期を演じたのが今をときめく人気俳優の神木隆之介くんです。

注目のストーリーはというと、平清盛を実の父と信じて疑わない義経が清盛の目指す新しい国に対して
憧れを抱いているというところからきます。この新しい国というのは宋との交易を中心に紡いでいくものだと
言われているところからするに、平清盛という人がどのような人かが良く分かります。結局は、保守的な人々の反対にあって
実現させるには苦難が多いわけなんですが、このあたりが本作でもうっすらと出てくることになります。

後に源平の間で板挟みになる義経ですが、タイトルの義経はあえて源の姓を抜いているところ
を考えると、源氏と平氏の間で揺れる義経の孤児としての姿を描きたかったからと理由づけられます。
誰からも必要とされず、家族を欲し、人を愛しての義経の姿と、ひたすらかしこく生きねばならず、孤独になっていく
頼朝の姿が描かれている本作はまるで二人の悲劇の主人公を見ているようで切ない気持ちになります。

義経に献身的に使えた弁慶はというと本作ではマツケンこと松平健さんが演じています。
すっかり暴れん坊将軍としてのイメージがついてしまったマツケンですが、意外と弁慶としての
役もはまっていてこのあたりもこの作品の見どころと言えます。また、美輪明宏さんなども出演しているので
皆さんも、是非義経の世界をご覧ください。

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2006年「功名が辻」司馬遼太郎の原作を親しみやすく改変した戦国恋愛物語、功名が辻の見どころ


2006年に放送されたのが「功名が辻」です。原作は司馬遼太郎さんが執筆した同名の小説ですが
原作では描かれていない主人公の山内一豊と千代の出会いを様々な伏線を張りながら描いています。
一豊を演じたのは上川隆也さん、その妻、千代を演じたのは仲間由紀恵さんです。

原作では妻の千代は男顔負けの軍略を考える女性でしたが、ドラマではそのあたりの描写は描かれず
仲間由紀恵さんが演じる可愛らしい妻というだけでありました。それが、なぜかと言えば恐らく脚本を
担当したのが大石静さんという女性だからでしょう。女性視点の大河の場合は平和的解決を望む作品が多いので
軍略などといったものは出てきにくいのかもしれません。

脚本家の大石さん自身も合戦そのものよりも合戦の前後の人間ドラマのほうを重点的に描きたいと
語っており、作中では確かにそのあたりが描かれることが多かったという印象です。妻の千代に関しても
出世や金銭に執着せず、争いを好まない姿勢を内に秘めている女性ということをコンセプトに描いていることから
このような人物像になったと言われています。

視聴率が低迷していた大河ドラマで久々のヒットといっていい20%越えを実現しており、大河では不人気と言われた
司馬作品を人気作品へと変えました。確かに原作とは異なる点もありますが、ヒット作を出したのが脚本家の腕だということを
裏付ける結果になったのは功績でしょう。

また、作中では利家とまつで前田利家を演じた唐沢寿明が前田利家役で出演していたり、足利義昭役になんと新選組!などで
脚本家をした三谷幸喜が出演するなどサプライズも多く用意されていました。こうしたことが話題を呼んで視聴率アップに繋がった
のかもしれません。皆さんも是非、功名が辻を見てください。

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2007年「風林火山」(小見出し)Gacktの演じる上杉謙信が魅力的!?風林火山はどんなドラマ!?

2007年に放送されたのが「風林火山」です。主人公は武田信玄ではなく、その軍師の山本勘助。
山本勘助といえば竹中半兵衛や黒田官兵衛などと並んで戦国の天才軍師としてあげられるうちの一人です。
本作品では勘助を中心に武田家周辺を描いています。

主人公の山本勘助を演じるのは内野聖陽さんです。内野さんと言えば、後に大河として放送された真田丸では家康を
演じましたが、この作品でのキャラクターは信玄に惚れ込み死ぬ瞬間まで力の限りをつくす家臣の姿を演じています。
この風林火山から真田丸の流れは武田家を家臣視点から見るのであればベストマッチングと言えます。ですので、本作品を
見た後に真田丸を見ていただくと、武田家のことがよくわかるのではないでしょうか?

本作品の勘助の風貌が隻眼ですので、どうしても伊達政宗のイメージと類似してしまいます。
山本勘助が実際に隻眼だったという点について気になったので調べてみると隻眼であったかどうかはわからないという
結論に至ります。ただ、一説では若いころにイノシシと素手で戦った末に片目を傷つけられたというエピソードがあるので
竹中半兵衛などにみられる病弱であったりクールであったりといった印象は受けない武将であることがわかります。

この作品が多くの人に認知される要因になったのは大人気アーティストのGacktさんが上杉謙信を演じたことにあります。
武田家近辺を描くということと、戦国時代を描くということでどちらかというとゴツイ感じの役者さんが多い中で
Gacktさんの演じる上杉謙信は美しすぎる存在としてビジュアルで表現されています。しかし、元々役者というわけでもありませんので
演技力には期待できないだろうと見ていると、少々オーバーな演技であるものの、歌手というだけあって声が良いので思わず
うっとりしてしまう存在だと言えるでしょう。そんなGacktさんの魅力も感じられる風林火山をご堪能ください!

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2008年「篤姫」宮崎あおい演じる篤姫!スーパーヒロインの登場に高視聴率を維持!?

2008年に放送されたのは「篤姫」です。ここ最近の大河の不調を吹き飛ばすかのように
平均視聴率は驚異の24.5%と大人気作品となりました。本作品でヒロインの篤姫を演じたのが
人気女優の宮崎あおいさんですが、篤姫の生涯を12歳から49歳までを演じたということには
今でも驚きを隠せません。役作りには相当苦労したのではないかと思います。

時代は幕末、主には徳川家の大奥を描くという作品ですが、この篤姫の中の大奥は
衰退を余儀なくされた時期に差し掛かっていました。篤姫は作中でこの大奥をいかにして終わらせて
いくかという困難に立ち向かっています。時代の移り変わりの瞬間を生きた女性があれやこれやと考える
様に現代人が持つ閉塞感からの開放という欲求が掻き立てられ、視聴者も篤姫の魅力にとりつかれたと言えるでしょう。

篤姫は幼少のころから男顔負けの凛々しい姫君として描かれていますが、その反面、瑛大さん演じる肝付尚五郎や
堺雅人さん演じる夫の家定は男ですが、頼りなく描かれています。幕末の時代を生きた強い女性を描きたかったというのも
あるのでしょうが、それにしてもこの時代に子作りや跡継ぎ問題に悩まされて鬱になってしまった家定って情けなくもあり、
可哀想に見えますね。そんな家定を好演している堺雅人さんにも注目です。

篤姫の世界では篤姫を支えた多くの女性が存在します。例えば身を賭して女の覚悟を示した菊本です。
幼いころから篤姫の教育係を務めていた菊本を演じるのは佐々木すみ江さんです。篤姫が薩摩の島津本家の
養女に決まった際に高貴ではない自分が養育係をしたことが輝かしい未来に迷惑がかかると自害しました。
その前に篤姫に対して、さだめに背き、引き返すは恥といったような言葉を自分の命と共に残したことが
篤姫の決意をゆるぎないものに変えていくといった描写がグッときました。

他にも、松坂慶子さん演じる幾島や稲森いずみさん演じる滝山など篤姫が成長していくに
欠かせない女性たちの存在がそこにはあります。こうした模様を見ていると人は人によって
成長していくというのが良くわかります。

他にも女性視点で描かれているだけあって恋愛要素も多く含みます。肝付尚五郎の篤姫に対する淡い初恋や
家定と夫婦として時を重ねていくごとに築いていく絆、そして松田翔太さん演じる家茂と堀北真希さん演じる
和宮の互いを思いやる夫婦の姿はどこかほほえましい部分もありました。そんな魅力がたくさんつまった篤姫を
是非ご覧ください。

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2009年「天地人」妻夫木ホームドラマ大河で高視聴率!?史実を無視した創作作品「天地人」

2009年に放送されたのが「天地人」です。上杉家の天才軍師、愛兜でお馴染みの直江兼続を
主人公として描いた大河ドラマです。主演は数々のホームドラマなどで人気を博した妻夫木聡さんが
務めました。平均視聴率は21.2%、最高は26%と視聴率面では大成功といって良い数字を残しました。

ただ、大河ドラマファンの間では悪評が多く、問題作と言われています。その理由というのは、
あまりにも多すぎた史実改ざんをと言われています。本来創作物というのはある程度は史実を改ざんすること
を許されていますが、ドラマのためなのかはわかりませんがそれが露骨すぎた事がひんしゅくをかいました。

ざっくりいうのなら、本来、兼続が史実上関わっていない部分にまで兼続を関わらせるというタブーを
多くやらかしてしまったということにつきます。兼続のマルチヒーローぶりに意を唱える人が大河ドラマ
ファンには多くいたということになりますね。

中でも問題になったのは松方弘樹さん演じる徳川家康の描かれ方が薄っぺらいということです。
いくら、直江兼続が主人公の作品とはいえ、天下を統一したほどの人物をまるで小悪党のように描くのは
問題があったと思います。敵は敵、味方は味方と女性や子供が見るのなら納得のしやすい分け方をしていますが
戦国時代というのは人物に様々なバックグラウンドがみえてこそ作品として高い評価を受けると思います。

ただ、直江兼続や真田幸村など歴女や腐女子と呼ばれる方々からの要望はよく組んでいる作品なので
単純に直江兼続を題材にしたパロディという見方をすればドラマとして面白かったのではないかと思います。
皆さんも愛と義に生きた妻夫木くんの姿をご覧ください。

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やはり大河は脚本次第!?豪華キャストは話題は呼ぶが面白さは脚本が重要

2000年代の大河をみてきましたが、いかがだったでしょうか?題材が良くても書く人によっては
作品はかなり形を変えてしまうものだということがわかりました。戦国などの殺伐としたものを題材とする場合には
男性は血なまぐさいものをのぞむ反面、女性はそれを抜いた平和的解決を望みます。史実上どうであったとか
そういうことはある程度は守らなければならないことですが、作品を面白いと思うかどうかというのは別なのではないかと感じました。
それでも脚本家は歴史上の人物を後世に伝えていくという責任を背負って、できる限り史実にそった面白い脚本をかいていただきたいと思います。
今回の記事を参考に皆さんが大河ドラマを視聴する上での材料にしていただければと思います。